It isn't easy to keep.

日々の生活を継続して記す

闇市

私のバイト先には高齢者の方が多い。

しかし、健康維持増進のために来られる方が多く、80歳後半の方でもかなりげんきだ。

たまたま私が今日監視をしていたときのこと。たまたま話が聞こえてきた。

昭和8年生まれで終戦のときに12歳だった。食べるものはなく、生きていくためには闇市を利用するしかなかった。(役人さんが実際配給されたものだけを食べていたら餓死をした。)

鶴橋や天王寺まで練り歩くもどこの闇市もうりきれだったらしい。(たまに残飯などはもらえたらしい。)

当時は配給制のため、勝手に食料を売ろうものなら逮捕された。

ただ、朝鮮人などの海外の人は例外だったのか逮捕されなかったらしい。

外国人を見つけては後をついていき食料を買ったらしい。それで命を食い繋ぎ、今ここにいる。

昔とは違い、食料が有り余っている時代。戦時中に生きた人々も逆に痩せるために運動をしたり、食事を制限するなど全く考えなかったのだろうか?

今度聞いてみようと思う。